「そういや、受験勉強はどう?」
「まぁ問題ないだろ、判定Aだし。」
「よし分かった。
新年には樹が失敗するよう拝んであげよう。」
「縁起でもないこと言うな馬鹿!」
「えー、でも樹なら大丈夫でしょ?」
後ろを振り返って悪戯な笑みで笑いかけてきて。
こいつもこいつなりに応援してくれてるのかなとか思ったり。
「…お前その顔、俺以外に見せんじゃねーぞ。」
「は、何でさ。」
文化祭の時みたいに、知らない女に見えて可愛いからだなんて死んでも言わねえ。
爽一あたりには絶対阻止だな。
逆に写真で売りさばくという手も。


