そう言ったあと、私はその場を後にした。 他の人はほっといて。 事情をよく知っている人たちを残していたほうが、何かと都合がいいだろうし。 樹の馬鹿さ加減もよくわかったし。 樹を馬鹿というなら、私も馬鹿だね。 「さて、これからどうなるかな…。」 今日一日でいろんなことがありすぎた。 私だってもう、キャパオーバーです。