「前入院してた時も、しょっちゅう抜け出してたからね。」 「…それっていいんですか。」 至極まっとうな突っ込みどうもありがとう、爽一。 「脱走を黙認することは、普通はよくないことだ。 でもね、若葉ちゃんにとっては仕方のないことなんだよ。」 とりあえずベンチに座らされる。 先生ポケットからお菓子取り出して。 あ、食べていいんですか、頂きます。 …どれだけ持ち歩いてるんだこのおっさん。 相当の甘党なんだ。