スキと言えるまで。






「神谷先生、なんでそんなに落ち着いてるんですか。」





「おお、高城君と宅原君だったね。
いやー、今起こってることはさっきの看護師から聞いただろう?」





「聞いたは聞きましたけど。」





そう言うと俺ら二人を病室から連れ出して、自動販売機でコーヒーを奢ってくれた、
いや待って!
患者いなくなってるんだからそれどころじゃないよな!?





「えー、だって慣れたんだもん。」





『はい?』





なんかどっかの女子高生がいいそうな言い方で衝撃的発言しやがったこの医者。
あ、コーヒーめっちゃ甘いやつだ。





「看護師の前では見栄張ってるけど、本当は僕ブラック駄目なんだよねー。」





「ああ、そうですか…。」





爽一半分呆れてる。