【短】ねぇ、先輩…。






「ねぇ先輩…。



 ボタン、くれませんか?」






学ランのボタン。




憧れだった。



ずっと欲しかった。








「ん、いいよ。ハイ」






先輩がくれたボタンは第二ボタンじゃないけど、どんなものより嬉しかった。








「私、これからもユウヤの幼なじみで

 いて、いいかな…?」





おそるおそる呟いた言葉にユウヤは、






「あたりまえじゃんっ!」