ないしょの贈り物

でも、ママが居なくなった今、まるでろうそくの火が消えた様に暗く寒くなってしまった。



パパはカリカリに焼けた目玉焼きに醤油をたっぷり掛けた。

けど、あたしは箸を持たずに、パパの作った目玉焼きを無言で見つめていた。

「風花? 食わないの?」

そんなあたしに気付いたパパは心配そうに声を掛けた。


「ふうか、ママが作った目玉焼きが食べたい……」