おかあさんが死んだので、おかあさんの服を着てみた。


しわだらけのしわくちゃな顔をした老婆の死体の溝という溝に、白い薄付けパテを指で塗り込んでいった。

ほとんどが真っ白になって自分の理想の流線型の固まりとなった。

それは、ぼぅと、青白く輝いて思わず溜め息が出た。