「ううん。部活忙しいんだもん、仕方ないよ。
でもホント、監督と修ちゃんたちに感謝だね」
「あぁ、そうだな」

そんな会話をしながら家まで帰った。

その夜。
俺の携帯にはメールの嵐だった。

智からの

『亜弥ちゃんとテーマパークデート、羨ましいぞ!
まぁ俺達のおかげなんだから、ちゃんと結果報告するように!
て言うか、そろそろキスぐらいしてもいいんじゃない!?
はぁ。
俺も彼女欲しい!
デートしたい!』

と言うのが、1番最初に届いたメール。
それ以降も、部員達から同様のメールが届いた。