「どちらかと言えば、薄味がいいかな。
辛いもの·しょっぱいものも好きだけど、卵焼きは甘目が好きかも」

俺の好みを伝えてみる。

「分かった。
明日から頑張って作ってみるね。おいしくなかったら、ちゃんと言ってね。直すように努力するから」

そんなことを言いながら真っ赤になってる亜弥。
とてもかわいくて、抱きしめたくなった。