練習が終わる。
先に着替え終わった俺は、昇降口で亜弥を待つ。
「根本くん、お待たせ」
亜弥がやってきた。
…って言うか、呼び方、戻ってるし…
校門を出て、二人で歩いて帰る。
俺は亜弥に話しかける。
「…なぁ、呼び方」
「えっ…?」
「教室で呼んでくれたみたいに、下の名前で呼んでくれよ。
…俺も、そうするから。なっ、亜弥」
隣を見ると、真っ赤になってる亜弥がいた。
「…う、うん。
分かったよ、悠紀くん」
「゛くん゛は、いらないから」
そう言いながら、頬が熱い。
きっと、俺も真っ赤だろう…
俺と亜弥の距離が、ちょっと縮まった日だった…
先に着替え終わった俺は、昇降口で亜弥を待つ。
「根本くん、お待たせ」
亜弥がやってきた。
…って言うか、呼び方、戻ってるし…
校門を出て、二人で歩いて帰る。
俺は亜弥に話しかける。
「…なぁ、呼び方」
「えっ…?」
「教室で呼んでくれたみたいに、下の名前で呼んでくれよ。
…俺も、そうするから。なっ、亜弥」
隣を見ると、真っ赤になってる亜弥がいた。
「…う、うん。
分かったよ、悠紀くん」
「゛くん゛は、いらないから」
そう言いながら、頬が熱い。
きっと、俺も真っ赤だろう…
俺と亜弥の距離が、ちょっと縮まった日だった…


