王子様を独占中。




「いったたた...。」

「あっ、すいません!!俺急いでてつい...。ケガないですか?」

「あっ、大丈夫...」

そこで私は息をのんだ。

.........

ウソ.....。

なんでっ!?

なんとそこに立っていたのは、

「ら、雷明の.....さ、さ、佐久間海翔くん!?」

「あっ。俺のこと、知ってたんだ。その通りだよ。」

.......キャーーーーーーー!!!

こんなマンションだらけの細い道で、まさか海翔くんに会えるなんて!!

確かにここは東京。

アイドルがどこにいてもおかしくない都会だけど....。

まさかホントに会えるなんて!!

あ、でもあんまり叫んじゃいけないよね...。

海翔くんにも、周りの人にも迷惑かかっちゃうし。

そこで私は声のトーンを少し落として

「私、海翔くんの大ファンなんです!これからもずっとずっと応援してます!頑張ってください!!」

「ありがとう。えーっと...君名前は?」