私、高橋七瀬は小走りで彼、近藤真尋の家に向かっていた。
 
さっきまで彼の家にいた私は、忘れ物に気づいて取りに帰るところだったのだ。
 
真尋とは付き合って3ヶ月。
私にはもったいないくらい
カッコ良くて、優しい人。
 
今日も、私が作ったスパゲティ
美味しいって食べてくれた。
 
私、本当に幸せだなあ。
 
なんてね。