心の底から君が好き②



暴れている結菜の弟を引きずりながらも

たどり着いたのは、結菜の家の近くの公園。



俺は着くなり鞄を放り投げるかのように離し

その衝動であいつはこけた。


俺はベンチに座る。



「いってーなぁ…何すんだよ!」

「あ?ライバルだから…ね♡?」

「おぇ…気持ちわりんだよ!!」


俺はすぐに真顔に戻し



「ココ座れ」


自分の横を促す。



「くそ」


そう言いながらも俺の隣に座る。

ものすごく間隔をあけているけど。




そして俺は淡々と喋り出す。



「お前さぁー結菜はまだわかってねぇけど、俺わかってるんだかんな」

「……」


やっぱり自覚してるのか。

否定も肯定もしない。




「いつから好きなんだよ」

「…物心ついた時からずっとだよ」



下に俯きながらぼそりと答える。

図星だったのか…認めたよコイツ。