心の底から君が好き②



いや待てよ…

でももしかしたら




『お前なぁ、いくらイケメンだからって調子乗ってんなよ?!』

『は?!調子なんかのってねぇよ!!』

『テメェこれ以上口答えしたら…』





「それはダメ!!!!!」


あたしはぎゅっと目を閉じ、両目を手でおさえる。


ヒロをリンチなんて絶対ダメだよ。

そうなったら、ヒロをなんとか助けなきゃと

悶々と考える。


多分誰が見ても、今のあたしは顔面蒼白になっている。

だってヒロが…





「結菜ちょっと静かに!」


そんなことを考えてるのを知ってか知らずか

柊斗が人差し指を口の前に出して『シー』と言っている。




--ペチペチ!!



あたしは目を覚まさせるかのように

自分の頬を両手で叩く。


余計なこと考えるのはやめよう。



もしなんかあったら、きっと柊斗が助けてくれる。





ヒロはなんにもせずに、ただボーっと立ちつくす。

…ほんとに誰か来るのかな?



柊斗の顔をチラッと見たら

ものすごく真剣なまなざしで見ている。