あたしは柊斗の姿を見るなり
「柊斗…」
なぜか【萌え】の気持ちがわかった気がした。
あたしの通ってた、中学のジャージを着てる柊斗を見て
思わず『萌えーーー!!!』って叫びたくなる。
こんな姿見れるなんて思わなかったから
嬉しいし…かっこいい!『萌えーーー!!!』
あたしはそんなことを思いながら、柊斗をガン見してた。
「もしかして似合わない?」
ハッと我に返り、首を左右にぶんぶんふる。
「違う!!逆だよ!!ものすごーく似合う!!かっこいい!!」
そう言ったら、顔を真っ赤にして
「ほんとに?!」
「うん!」
そのまま俯いてしまった。
こんな柊斗新鮮。いつも余裕な顔でいるから。
そしたら顔を上げて
「今すぐ結菜に人工呼吸したい」
…はい?人工呼吸?
いきなり何を言いだしてるの。
「人工呼吸って?」
「ん??そのまんまだよ」
あたしの肩を抱くように持ち
軽くチュっと唇を重ねてきた。
「じ…人工呼吸…」
「うん!生き返ったよ俺」
そう言ってまたキスしてくる。
…なんで人工呼吸って遠まわしに言ってきたのか。
ちょっと笑えてくる。

