心の底から君が好き②



あたしは柊斗の姿を見るなり


「柊斗…」


なぜか【萌え】の気持ちがわかった気がした。

あたしの通ってた、中学のジャージを着てる柊斗を見て

思わず『萌えーーー!!!』って叫びたくなる。


こんな姿見れるなんて思わなかったから

嬉しいし…かっこいい!『萌えーーー!!!』



あたしはそんなことを思いながら、柊斗をガン見してた。



「もしかして似合わない?」


ハッと我に返り、首を左右にぶんぶんふる。


「違う!!逆だよ!!ものすごーく似合う!!かっこいい!!」


そう言ったら、顔を真っ赤にして


「ほんとに?!」

「うん!」


そのまま俯いてしまった。

こんな柊斗新鮮。いつも余裕な顔でいるから。


そしたら顔を上げて


「今すぐ結菜に人工呼吸したい」



…はい?人工呼吸?

いきなり何を言いだしてるの。



「人工呼吸って?」


「ん??そのまんまだよ」



あたしの肩を抱くように持ち

軽くチュっと唇を重ねてきた。




「じ…人工呼吸…」

「うん!生き返ったよ俺」


そう言ってまたキスしてくる。



…なんで人工呼吸って遠まわしに言ってきたのか。

ちょっと笑えてくる。