心の底から君が好き②



--翌日の放課後。


今日はなんとか資料も頼まれず、平和なまま学校が終わった。

そして今あたしたちは秘密基地にいる。


いつも思うけど【秘密基地】って小学生ならわかるけど

高校生で【秘密基地】って…



まぁそこは突っ込まなくていいか。




「結菜!早速着替えようか!!」



ものすごく張り切っている柊斗。

それよりココで着替えて、先生達にばれたらなんて言われるかな。

それを察したのかわからないけど


「着替え終わったらばれないように裏門から出よう!!」

「…うん!」



でも…裏門って先生達が使ってるんじゃ…

まぁここも突っ込まないでおこう。






*..*..*..*..*..*..*..*




着替え終わって柊斗があたしをみるなり




--ぎゅ。



いきなり抱きしめてきた。

あたしは柊斗の腕の中で目を見開く。



「どうしたの柊斗??」


さっきより力強くぎゅってして



「セーラー服の結菜かわいすぎて萌える」


も、萌える?!

【萌え】ってあの○葉にいる女の人たちが

『萌え萌えビーム♡』とかやってるあれだよね?!

あれされて○葉にいる男の人たちが『萌え~』ってなる…



あたしに萌えるなんておかしい!

『萌え萌えビーム♡』なんてできないもん!


なんて心の中で、訳のわからない何かと葛藤していた。




体を離してあたしを見て


「萌えーーー!!!」


そう叫ぶ柊斗。

数ヶ月前まで着てた姿に萌えられて…

なんかどうすればいいのでしょうか。