瀬名くんと約束をしていたため図書室へ 図書室は誰もいない そりゃ男の子だし、 本なんか読むやついないでしょ 「ねぇ君、名前」 え?誰? 振り返ってみると男の先生がいた。 とにかく名前、言わないと 「崎川 直哉ですが」 「嘘、でしょ? 昼休み話してるの聞いたんだけど 君が女だって」 ちょ、ちょ、ちょっと。え? なに、こいつ盗み聞きしてたわけ? 趣味、悪っ!! 「で、私が女だったら何か?」 みんなもそう思ったでしょ?