* その日は、 ホワイトクリスマスでした。 あの人の金の髪が銀色に輝いていて あの人の手の温もりは、 次第に冷たくなっていって あの人は、悲しそうに笑っていた。 だけど、そんな彼にあたしは すごく、すごく 残酷な言葉をつきつけてしまった。 “死なないで” “いなくならないで” そんなこと、 あたしが言う資格なんてなかったのに・・・。 ねぇ。祐兎。 ごめんなさい・・・・。