やっと杏が出来る・・・・・ 嬉しすぎる。 僕の妹の杏、姉の雫姉。 僕は幸せものだな・・・・ 「じゃあ始めるぞ。」 紫苑が両手を部品の方に向け、 呪文を唱え始めた。 『我に眠りし力よ、この部品を合わせ人殺しを造れ』 パァァァァ・・・・ 僕の時みたいに当たりが光りだす。 「眩しっ」 とっさに手で目を隠す。 ちょっとして明かりが収まり、手を退ける可愛い少女が居た。 ま、雫姉の方が可愛いけど。