こいつらと一緒なら、多分……俺は大丈夫だよ。 兄貴の忘れ形見を守ってやりたい。 そう思う、俺自身の願いも叶うはずだと そんな風にすら、感じさせてくれる。 今はまだ降りしきる雨。 だけど……雨は必ず止むはずだから。 そんな日を待ちながら、 俺はこいつらと共に、アイツの傍に居てやりたいと思えた。