【花火】



春太「ロケット花火でしょー、噴出花火ー、打ち上げ花火ー、ネズミ花火ー、線香花火ー」


七世「なに、どうしたのそれ」


春太「今日お前らが泊まりに来るって言うから買った」


真白「野郎3人で花火……」


春太「性別は関係ないんだよ。俺はとりあえず夏を謳歌したいんだよお」


七世「……まぁいいけど」


春太「よし、どれからやる?」


真白「最初は普通に考えて手持ち花火からじゃない? おっきいのは、だいたい最後でしょ」


春太「ばーか! 最後は線香花火だろ普通」


七世「何でもいいわ。はい、ネズミ花火ー」


春太「ッヒャァァアア……!!」


真白「わぁぁあああっ……!?」


七世「おー、避けろ避けろ」








春太「てめっ、七世、ばっかじゃねぇの!? いきなりやるなよ!!」


真白「……怖かった。めっちゃ追いかけられた」


七世「普通にやってもつまんねぇだろ」


春太「俺はただ純粋に花火を楽しみたかっただけなのに……悪魔がいる」


七世「はい、ロケット花火ー」


春太「伏せろぉぉぉおおおお!!!」


真白「うぁぁあああっ!!!」









七世「楽しいな。花火」


2人「「……お前だけだよ」」