【たこ焼き】



七世「真白、たこ焼き一口ちょーだい」


真白「いいよ、はい」


春太「なんだんだ言って来てるじゃん。たこ焼きとか食べて普通に満喫してるじゃん」


真白「春太が「別に行かなくてもいいけどね。お前らがここにいるだけでも楽しいなら、俺は別に満足だし。はいはい、どうせお前らと夏の思い出作りたかったのは俺だけですよー」とか、めんどくさい拗ね方するからじゃん」


七世「たこ焼きうま」


春太「す、拗ねてねーよ! てかそれ俺のたこ焼きだから言っておくけど!!」


七世「はいはい、幸せは3等分」


春太「嘘つけ!8個あったのにもう1個しかないんだけど! 俺まだ食べてないんだけど! 3等分されてないんだけど!」


真白「お祭りに来てめっちゃテンション上がってんだね、春太」


春太「なんか……もう、それでいいです」


七世「かき氷食いたい」


真白「あ、俺も」


春太「さっきから食い物ばっかじゃん。射的とかヨーヨーとかやろうよ」


七世「お前絶対そういうの取れないし泣くじゃん」


春太「なに! そんなに俺を泣き虫キャラにしたいの七世は!」


七世「自分の不器用さにそろそろ気付けよ」


真白「春太が得意なことってあるの?」


春太「………こ…子作り」


七世「三門 春太、特技 下ネタ」


真白「普通に引いた」