【クリスマス1】
白雪「七世くんメリークリスマス」
七世「メリクリ」
白雪「訳さないでよお」
七世「……メリークリスマス」
白雪「あ……どうも」
七世「……訳すなって言っておいてその反応は理不尽だろ」
白雪「改めて言われると何て返したらいいやら」
七世「ていうか寒くないの? 夜だよ」
白雪「え? あぁ、服?」
七世「こんな寒い日にスカート履いてこないでくださいよ」
白雪「だ、だって……オシャレしたいじゃん」
七世「そりゃ可愛い……ですけれど」
白雪「う……ぁ、ありがとう」
七世「……行こうか」
白雪「うん……あ、七世くん手袋可愛いね」
七世「あぁ、これ。もらった」
白雪「え、プレゼント?」
七世「女子から」
白雪「えぇ!? 女の子からもらったの!?」
七世「そうだよ」
白雪「きゃー……! 彼女なのに……出遅れた……」
七世「気になる?」
白雪「……ならない。七世くんモテるもん……」
七世「じゃあほっぺた膨らますのやめてくださいよ」
白雪「うぅ! 触らないでよ七世くんの浮気もの……!」
七世「クリスマスの人混みでそういう注目浴びるようなセリフ言わないでもらえます?」
白雪「だって……」
七世「……嘘だよ。女の子からのプレゼントじゃないよ」
白雪「……ほ、本当?」
七世「厳密に言うと男からのプレゼント」
白雪「それはそれで問題だわ……」
七世「姉が男からもらったけど、気にくわなくて俺に押し付けたクリスマスプレゼント」
白雪「お、お姉さんの……」
七世「新品だし、デザインも嫌いなわけじゃないし。寒いからつけてきた。何よりつけないと殺される」
白雪「な、なんだ……」
七世「安心した?」
白雪「したよお。七世くんのいじわるめ」
七世「クリスマスだからね」
白雪「関係ないじゃん! それに……」
七世「ん?」
白雪「手袋はいてると……手、繋げない」
七世「………顔真っ赤にするくらいなら、そんな可愛いこと言わないでくださいよ」
白雪「…………」
七世「白雪の手も一緒に手袋に入れればいいじゃん」
白雪「そ、そんな……まるでイチャイチャしてるカップルみたいなことを……」
七世「イチャイチャすればいいでしょ。カップルなんだから」
白雪「……う、うん」
七世「はい」
白雪「……七世くん、やっぱり手冷たいなぁ。手袋はいてるのに」
七世「じゃあ白雪があっためてよ」
白雪「あ、ギュってした! は、反則……!」
七世「いちいち顔赤くしないでよ」


