『お前にナイフもフォークも似合わねぇから
 俺んち来いよ』って。




喉元まで出かかった言葉すら
紡げずに、今日も帰路に就く。






俺はお前に何か恩返しがしたいだけなんだ。




あの時……
荒んでた俺を立ち直らせてくれた
お前に……。




なぁ、俺はお前に何がしてやれる?