「みのり!? 大丈夫? 中から開かないの!?」
部長が中で叫ぶみのりに聞いている。
みのりはパニック状態になっているみたいだ。
「鍵はかけていないのに窓も、ドアもどうやっても開かないんです!」
みのりの半泣きの声。
どうして開かないんだろう?
ふと誰かに見られているような気がして、横を向いて見る。
次の瞬間、目を見張り小さな驚きの声を上げる。
少し離れた大きな樫の木の下に頭から血まみれのひかりが立っていた。
あたしが気づいたのがわかったのか、ニヤッと笑う。
囚われたようにひかりの方へ足が向き、歩こうとしたとき――
「開いたわっ!」
その声で我に返ったあたしは横にいた部長を見る。
ドアが大きく開いて、みのりが転がるように出てきた。
ひかりがやったの……?
もう一度樫の木の下を見ると、ひかりの姿は消えていた。
部長が中で叫ぶみのりに聞いている。
みのりはパニック状態になっているみたいだ。
「鍵はかけていないのに窓も、ドアもどうやっても開かないんです!」
みのりの半泣きの声。
どうして開かないんだろう?
ふと誰かに見られているような気がして、横を向いて見る。
次の瞬間、目を見張り小さな驚きの声を上げる。
少し離れた大きな樫の木の下に頭から血まみれのひかりが立っていた。
あたしが気づいたのがわかったのか、ニヤッと笑う。
囚われたようにひかりの方へ足が向き、歩こうとしたとき――
「開いたわっ!」
その声で我に返ったあたしは横にいた部長を見る。
ドアが大きく開いて、みのりが転がるように出てきた。
ひかりがやったの……?
もう一度樫の木の下を見ると、ひかりの姿は消えていた。


