1週間後、バレンタイン当日__ 「いよいよだねっ」 「やばい、もう緊張してきたっ」 登校中、あたしと郁ちゃんはそわそわしながら学校に向かっていた。 すると、 「郁ー、おっはよー」 後ろから郁ちゃんの肩を叩いてやって来たのは… 翔太くんだった。