どれくらいここにいるんだろう… もう夕日が沈みかけてる… 圭くんは落ち着いていて静かに眠っている。 「もうそろそろかな…」 あたしは圭くんの額にのっているタオルを取り、台所へ向かう。 濡らして絞って部屋に戻る。 この動作は何回やったんだろう… 洗面器がどこに置いてあるかわからないから、一回一回洗いに行ってるんだ。