「…はぁ…はぁ」



荒い呼吸を繰り返す圭くん。






「あ…」


よく見ると、圭くんの枕元にタオルが落ちている。




あたしはそれを手に取り台所へ行き、濡らして戻ってきた。




きちんと折り畳んで圭くんの額にのせる。





早く、治りますように…