真「今朝、あなたのことを調べたのです
が…」




ほうほう。 調べたのね





真「それが…名前と性別しか出てこなかったんです。
一般人にしても情報が少なすぎます。
なぜですか?」




なぜって…?





そんなの、私の情報なんて教えられる訳ないじゃーん☆





あくまでも財閥令嬢&次期組長で王龍の総長



そんな私の個人情報を自らばらまくとかそんな自滅行為なんてできませんよ





だからロックかけまくってる。


おそらく私以外には解けないだろうね。




あ、ちなみに私は世界一のハッカーです!


私に調べさせたら、全て出てくるよ♪


だから、いつどこの族がどこの族に攻めるかとかも全部把握済み。





でもこれらのことは言えないからなぁ。
どうやってごまかそうか。






あ、そっか!こう言えばいいんだ!




瑛「お兄ちゃんが鳳凰の総長だから、妹
である私の情報も漏れたらマズいから、ロックかけてるの。」





和「え⁈鳳凰って…あの世界2の暴走族
か⁈」



鳳凰もロック相当ヤバイらしいから、真琴には無理だと思うね。





だから言っても大丈夫だと判断した。





瑛「そうだけど」





唯「すごい…」





瑛「ま、私の正体が知りたいなら、自分
で調べな?
あたしは教室戻るから」







ま、私の口から言わないかぎり、正体を知ることは不可能だけどね?




ま、せいぜいがんばってみるといいわ。