目を開けると同時に、私の目の前で人が 倒れた。 瑛『桐人っ…‼︎‼︎』 撃たれたのは、桐人だった。 なんで…なんで…⁈ 桐『お、おまえを、守、れて、おれ、は よかっ、たよ…おう、りゅうを、たのむ…つぎの、そ、うちょうは、えりか…おま、えだ…あい、してるよ…』 そう言って、桐人は静かに目を閉じた。 私の世界で一番大切な人の命の灯火が消えた。 瑛『いやぁぁぁあああぁぁ!』 そして、私も意識を失う前に感じたのは 、銃の焦げ臭い匂いと、嘉李斗の甲高い笑い声だった… ──────────