好きになっちゃダメですか?

『離して!じゃあ裕二が私を殺してよ!もう、やだよぉ。
本当は私も好きだよ?助けてよぉ。
裕二…このままじゃ私本当に死んじゃう。』

『絢。俺が絶対助ける。ごめんな。俺が…俺があの時止めていれば、こんなに傷だらけになることなんてなかったのに…。』

『っ!痛っ!』

『ごめん!大丈夫か?』

『う…ん。大丈夫。』

『絢っ!こっち向いて?』

『なっ…に?』

ギュウウウッッッ!

『ちょっと苦しいよ。ありがとう。
とっても暖かい。

私待ってる。裕二が終わらせてくれるのを。』

『わかった。早めに片を付ける!じゃあな。』


『ん!』

バタン!

やけに響いた扉の音。

そしてまた、呟いた。

『待ってるから 』