ガチャッ。
『こちらになります。』
『えっと…、花園さんにお話しするって約束したんですが…。』
『ああ、それは明日で結構ですので。』
『そうですか。』
『お風呂にお入りくださいませ。』
『…はい。』
私はゆっくりと服を脱いだ。
シャワーはとても暑く感じた。
やっぱり私とても冷たかったんだ…。
髪を洗い、身体も洗った。
そう言えば、今日はちょっと肌寒かったもんな…。
あと、溺れたからきっとお風呂にも入って無かったよね。
足の痛みも引いてきたし。
とっても身体がベタベタするし…。
私はベタベタがとれるまでずっと洗い続けた。
そしてゆっくりとお湯に浸かってお風呂から出た。
すると服は前と同じデザインでフリルとリボンが付いているけど色は淡い水色だった。
澄んだ海の色みたい…。
私は素直にそう思った。
海で溺れたばかりなのに不思議と怖くなくなった。
私は髪を乾かしてそのワンピースをきて部屋に戻ると碧さんがいて裕二から電話があったと言っていた。
でも碧さんはその話は明日するのでゆっくりとおやすみくださいませ。と言い部屋を出ていった。
裕二…、やっぱりあの記憶は消せないよ。
だって何よりも傷ついたんだもん。
普通に接することなんて出来ないよ…。
私は眠れないままずっと窓を見ていた。
不思議と窓を開けたくなった。
窓を開けると初夏らしくないほど冷たい風が吹き抜けた。
でもお風呂から上がって火照った身体を涼めるにはちょうど良かった。
遠くに住宅地と思われる場所がとてもキラキラしてて綺麗だった。
でも逆に目が冴えて眠れない。
すると後ろから声が聞こえた。
『眠れませんか?』
私はゆっくりと後ろを向いた。
そこに立っていたのは花園さんと碧さんだった。
『花園さんに碧さん…。』

