天下無敵★最強総長

私が手を出す必要が無いと悟ったから、リンチにあっていた子の元に歩みよる。


鈴佳「平気か………?」

「…………はいっ!!」


その男の子の右耳には白い龍のピアスが付いてた。

多分白龍の下っぱかな。


左足が多分折れてる………。

こんだけ酷いと、あばらも1〜2本折れてたりしそう。


「あ、あの…………」

鈴佳「ん?何………?」


白龍の下っぱくんは、良夜達が気になるのかチラチラと見ながら聞いてきた。


「あの人1人だけじゃ怪我しちゃいますよっ」


自分の怪我が相当酷いのに、いっちょまえに良夜の心配するなんて………。

下っぱくんの頭を優しく撫でてあげる。


鈴佳「紅蓮は私の次に強い。心配するな………」

「紅、蓮………。ならっ、あなたはっ…………!!」


少し微笑み答えてあげる。

鈴佳「私は…、銀狼12代目総長、桜狼だ」