大人のあなたと子どものあたし。











そうして、目的地を知ったあたしと真奈美は大はしゃぎしていた。






「優花、京都だって!」




「京都とかあたし2回目!」




「あたしも〜!」




「「楽しみ〜っ」」






と、最後はもった






「ハモるとかお前ら仲良すぎ…!
俺優花ちゃんに妬いた。」




「匡毅かーわいっ
あたしは匡毅だけだよ?」




「可愛いとか言うな。腹立つから。」




「ごめん、ごめーん」






ラブラブだね〜


羨ましいよ!




あたしも陸人と…ラブラブ…したい…






「優花?」




「ん?」




───ちゅ






え…//






「陸人大胆!!」




「俺の前でいちゃこらすんな」






あ〜もう!恥ずかしいじゃん!


あたし今絶対顔真っ赤だよ…//




陸人はほんとに何をやってくれるんだか…


ま、まぁ、嬉しいんだけどね//






「ほんと、飽きねぇ反応してくれるよな〜お前」






それって褒めてんの…?






「あ、これ褒めてるんだからな」






褒めてたんだ…


褒められた感じしません!






「あ、高速降りるからもうすぐだぞー」




「「やったぁ!」」




「お前らまたハモってる…
俺妬くからもうやめろよ」






ふふ、匡毅くん可愛い




でもこれたまたまなんだよね〜…


だからどうにも出来ないよ