「だーっ、陸人!俺疲れた!変われ!」
「しゃーねーなー」
と、近くのコンビニに止まり、運転手こうたーいっ
もちろん、あたしは助手席へ
「優花、手」
「あ、はいっ」
手繋ぎながら運転出来るのかな…?
出来るから繋いでるんだよね!
あたし変な心配しすぎだ、へへ
…そういえば、まだ着かないのかな?
「陸人、まだ着かないの?」
「あー、お前ら捨てに行くから遠い方がいいだろ?」
「だから捨てにいかねぇって
俺、真奈美いなくなるとかむりだし」
いいねぇ、真奈美
愛されてんじゃん。
あたしなんか…捨てに行くって言われるんだよ!?
酷いよ、陸人。
「嘘だって!
まぁ、まだ半分だからー…あと2時間ちょいくらいかな」
そ、そんなかかるの〜?
あたし眠くなってきた。
寝ちゃってもいいかなー?
「どーした?眠いの?」
「うん…」
「寝たら?真奈美も寝てるし」
…真奈美寝てたんだ!
でもなぁ…、陸人が運転してるのに寝ちゃ悪いよねー
よし!
「あたし、起きてる!
陸人運転頑張ってるもん、寝れないよ!」
「おー、ありがとな」
そう言って、頭をポンポンされた
やばい…キュンキュンだぁ…//
「お前の彼女は優しくていいなぁ
俺のなんかグーグー寝てんぞ」
「はっ、俺の勝ちだな!」
「いや、真奈美のが可愛いから」
あたし、さりげなくブスって言われた!?
ま、匡毅くん酷い…
「いいや、優花のが可愛いし」
ふふ、照れるなぁもう!
「やってるときの声とか特にな」
「な、何言ってんの!陸人のばか!変態!
もうおっさんって呼んでやる!」
「わ、悪かったよ
だからおっさんって呼ぶのだけはやめて!」
「陸人、怒られてやんのー」
「うるせぇ」
もう!陸人のばか!
なんで、匡毅くんがいるのに言うのよ!!

