大人のあなたと子どものあたし。











「「いただきまーす!」」






──ぱく




ん〜!

やっぱり美味しい!






「真奈美ママのご飯やっぱり美味しい!」




「やだー!もう、照れるじゃん〜」






そう言いながら頬に手をあてる真奈美ママ




もう美人で料理上手いってほんと羨ましい!






「真奈美ママは料理上手いのになんで真奈美は下手なの?」




「そうそう、ねーちゃんのメシまずいよなー」




「なっ、うるさいわね!あたしだって頑張ってるんだから!」






そう、拗ねる真奈美






「頑張ってるようにはみえないけどねー」




「真奈美は適当すぎるのよ」






ほんとに真奈美は適当だ


ちゃんとしたら上手くいくと思うんだよねー






──────






「ごちそうさまでした〜、美味しかったよ!」




「いつでも美味しい料理作ってあげるよ〜」




「ありがとう!」






ふ〜、美味しかった!


こんなの毎日食べれる真奈美は羨ましいな






「優花お風呂入っておいで〜」




「はぁい」






そう言われお風呂へ向かうあたし






「あがったらあたしの部屋来てね」




「はいはーい」