大人のあなたと子どものあたし。











真奈美も身長が高くて、かなり身長が伸びた侑羽真よりもまだ高いのだ。






「おい、ちび」




「誰がちびだ!でか!」




「俺でかくねーし!ねーちゃんのがでかいもーん」






うざ。


中1ってこんなうざかったっけ?






「で、なに?」




「あ、今日泊まるの?」




「んーどうしよ」






どうしよう…


明日学校だしなぁ





「お母さん、優花が泊まりたいってー」




「えっ、まだなにも…」




「いいよいいよ、泊まってきな〜
あ、お弁当作ってあげる!」






まってまって、あたしなにも言ってないのに〜…






「はい、優花お泊まりけってーい!」




「え、ちょっと、侑羽真のばか!」




「俺ばかじゃねーしー」






もー!ほんとむかつく!






「じゃあ、泊まります」




「わかった〜、優花っていつもお弁当?」




「そうだよー」




「じゃ、お弁当箱ちょうだい!洗っておくよ」




「え、いいよ!」




「遠慮しなさんな」




「は、はい…」






もう、優しすぎる




侑羽真は優しくないけどね!


ただの意地悪じゃん




そんなことはおいといて。




あたしは真奈美ん家に泊まることになった




真奈美は今お風呂だから、まだしらないけどね