大人のあなたと子どものあたし。











「お前ナンパされすぎ」






そう笑いながら言う陸人。






「お前こんなとこで泣くなよ?」




「もう泣いてる…」




「おい真奈美、俺の優花なに泣かしてんだよ」




「泣かしてませんー!あの人達が悪いんじゃん」




「いや、この時間にここにいるお前らが悪い」






たしかにそうなんだけど…






「気晴らしに来ただけだもーん」




「そうなの?てか、お前ら制服じゃん。俺スーツだし…これやばいよな?」






なんで?






「お巡りさん呼んでこようか?この人が触ってきまーすって」






と、意地悪く笑う真奈美






「や、やめろ!」






あ、そういうことか!


犯罪になっちゃうんだよね?






「あ、真奈美って匡毅とどうなった?」




「なんで今それきくのよ!まだ優花にも言ってないんだからね?」




「そんなのしらねーよ」




「あたしも気になる」




「優花まで!…はぁ、言うよ?」






──ごくり






「やりました。」






…へ?






「早いな〜、お前ら!んで、付き合わねーの?」




「匡毅には言われたけど、あたしはまだ返事してない
でも、付き合おうかなーって」






お、おぉ!


真奈美に彼氏が…!