陸人side〜
今日終わらせなきゃいけない仕事をさっさと終わらせて、一度俺ん家に戻ってから、車で匡毅ん家へ向かった。
「ただいま、愛しの優花ちゃーんっ」
「しーっ!優花寝てるから!」
「あ、悪い…」
優花寝てるのかぁ
疲れたのかな?
「あ、陸人、優花ちゃん起きたらどうする?」
「あー、飯でも食いに行くか?」
「そーするか」
優花と外に食べに行くって久しぶりだな…
そう考えると優花に触れたくなって、ソファで寝てる優花の側へ行った。
「ごめんな、優花…」
優花の頭を撫でながら、そう言った。
俺がちゃんと守ってやれなかったから辛い思いしたんだよな…?
ほんと俺ダメな彼氏だよな
「んん…陸人…?」
「あ、優花おはよ」
「陸人っ」
「おぉっ、どーした?」
急に優花が抱きついてきた
めったにこんな事しないのにな。
相当寂しかったんだろうな
俺も寂しかったけど
「陸人、おかえりなさい」
「おう、ただいま」
やばい、優花が可愛すぎる。
もうこのまま2人っきりになりてぇなぁ…
離したくない。
「はーい、そこのバカップルいちゃいちゃしなーい」
くそ、真奈美に邪魔された…
しかも匡毅にすごい目で睨まれてるし…