『ほんとに?なんかあったんだろ?優花からかけてくるなんて珍しいし。』
陸人はホントに鋭いね。
今日は甘えてもいいかな?
嫌な事もあったし、溜めてちゃあたしが持たなくなっちゃう。
「陸人…、会いたい…」
『ふっ、もうすぐ仕事終わるから待ってろ。すぐ行くから』
今鼻で笑った!
でも、会いに来てくれるんだ…
嬉しい…
「うん!」
『あ、飯食った?』
そう言えば、まだ食べてないや…
それにお買い物にも行ってない。
どうしよう…
『その様子じゃまだみたいだな。もう作っちゃったりした?』
「ううん、帰ってきたばかりでお買い物も行ってないの」
『お!なら、外に食いに行くか』
「いいの?」
『当たり前!じゃ、速攻で終わらすから着替えて待ってろ!』
「はぁい」
そうして、電話を切った。
やった!陸人と食べに行けるんだ!
電話してよかった

