大人のあなたと子どものあたし。











なんか陸人のおかげでのぼせてきちゃった。


顔が熱いよぉ…






「水がほしい…」




「のぼせた?俺がちゅーしたから?」




「うん、陸人のせいでのぼせちゃった」




「じゃあ、もう上がろっか」






そういうことで陸人から先に上がった。




陸人からじゃないと見られちゃうからあたしは後。






「優花、もういいよ〜」




「はぁい」






陸人が体を拭いてる間にもっとのぼせてきたなぁ…




そう思いながら立ち上がると






「きゃっ!?」






足元がふらついて、あたしは湯船に逆戻り。




いったぁ……


こりゃ、長湯しすぎだよ…






「優花どうした!?大丈夫か!?」




「大丈夫、大丈夫〜。ちょっとふらついただけだから」




「ほんとに大丈夫なのかよ…。早く出てこいよ?」




「うん、今すぐ出る!」






ほんと長湯って危険だね。


もし打ち所悪かったら危ないよね




今度からは気をつけよーっと。