大人のあなたと子どものあたし。











「楽しかったぁ!もう一回乗りたい!」




「真奈美と行ってくる?匡毅が死にそうな顔してる」




「行くー!真奈美、行こ!」




「行こっか〜」




「いってらっしゃーい」






そうして優花と真奈美はもう一回ウォータースライダーに乗りに行った。






「大丈夫か?」




「大丈夫じゃねーよ!もうあんなの乗れねぇ…」




「お前の弱点だよなぁ」




「うるせぇ!」






俺たちはすることが特に無く、フラフラしていた。




あいつらが戻って来るまでどうすっかな〜






「陸人〜、俺喉乾いた」




「買ってこい」




「りっちゃん行こ〜」




「それ久しぶりに聞いたな」




「だろ〜?」






俺と匡毅は幼なじみだ。


年は俺のが上だったから昔はりっちゃんと呼ばれていた




あの頃は可愛かったのにな〜


りっちゃん遊ぼ〜なんて言ってさ。




いつから俺の事を陸人って呼ぶようになったんだろうな