「う…っ」
「お?やっとお目覚めかなぁ?」
あたし…さっきまで学校にいたよね…?
ここどこ…?
辺りを見渡すと、男が3人、テレビ、ソファがあった。
「今から楽しいことしようね〜」
そう言って、あたしに近寄ってくる男。
やだ…
こっち来ないで…
逃げようと思って一歩踏み出した。
──ガシャッ
な、なにこれ!?
あたしの足はなにかに繋がれていた。
「逃げれないよ?」
「なんでこんな事するの!?」
「あの女の命令」
「あの女?」
あの女って…?
陸人と一緒にいた女の人の事?
あたし…なにか悪い事した?
なにも思い当たらない。
「別に誰でもいいじゃん」
そう言って男が近付いてくる。
「ほら、今から気持ちイイ事しよっか」
「やだ!」
「は?うるせぇよ!」
「きゃ…っ」
急に男に押し倒された。
怖い…
あたしが何をしたっていうの?

