大人のあなたと子どものあたし。











───ブー…ブー…






「もしもし…」




「優花!?今から優花ん家行く!」




「うん…」






真奈美…来てくれるんだ…




この寂しさには耐えれない。


だから真奈美が来てくれるのはありがたかった




──ピンポーン




しばらくして、チャイムが鳴った




真奈美…っ




そう思ってモニターを見ると真奈美ではない人が映っていた。






「なんで…陸人が…?」






そこには陸人が映っている




今は会いたくないのに…


なんで来たの…?




あたしは陸人が映っているモニターをじっと見た。


すると、奥の方に陸人を見ている女の人がいるのが見えた




この女の人…見たことある…




それは、陸人と一緒にいた女の人。




あたしが電話に出ないから直接別れ話をしにきたの…?


なんで…?


あたし何か悪い事したかな…?




悪い事をした覚えなんてない。




だったら…もともと遊びだったの?




考えれば考える程悪い方へ考えてしまう




せっかく止まった涙がまた出てきた。




真奈美…早く来て…




──ピンポーン




またチャイムが鳴り、モニターを見るとやっぱり陸人だった。




早く帰ってよ…