大人のあなたと子どものあたし。











しばらく泣いたあたしは真奈美に電話した。






『はいはーい』




「真奈美…うぅ…」




『ちょ、どうしたの!?』






真奈美の声を聞いたら、また涙が出てきた。






『優花?聞いてる?』




「真奈美…っ、陸人がっ陸人が…っ」




『陸人がどうしたの?』




「また…あの女の人と…いた…」






あの光景を思い出しただけで胸が痛くなった。


もうやだよ…






『ちょっと待って、優花。どこで見たの?』




「スーパー」




『スーパー!?』




「あ、あと陸人ん家のマンションのエントランス。」




『…あいつ、なにふざけてんの!?
優花、一旦切るよ!』




「え、う…」




───プープープー…






うんって言う前に切られちゃった…




真奈美との電話が切れた瞬間に思い出すのは陸人の事。


やっぱり年が離れてるからなのかな…?


やっぱりあたしじゃだめなのかな…?


だから浮気なんかを…っ




また涙が溢れてきた。




もう辛いよ…