大人のあなたと子どものあたし。











また泣いてしまいそうなのを堪えて、学校へ向かった。






「優花、おはよ」




「あ、真奈美…」






今日は飛ばされなかった。


気を使ってくれたのかな…?






「あんた、どれだけ泣いたの!?目めっちゃ腫れてるじゃん!」




「真奈美ぃ…」




「ちょっと、こんなところで泣かないでよ!」






寂しかったのかな…?


真奈美を見たら泣けてきた。






「あーもう!優花!帰るよ!」




「へ…?」






あ、あの…学校行かなきゃ…






「そんな顔で学校行く気!?ほら、早く優花ん家行くよ!」






あ、あたしの家なのね…




そして、あたしの家に着いた。






「はい、何があったの?話しなさい」




「あ、あのね…」






そう言われ、思っている事を全部言った。






「はぁ…あんたばか?だから言ったでしょ、ちゃんと聞きなよって。」




「うん…」






聞きたかったけど怖かったんだもん…


陸人と別れたくないから。






「じゃ、今から電話しなさい!」




「やだ…」




「はぁ…、じゃあ携帯かして。あたしがかける。」






あたしが隠そうとする前に真奈美に見つかって携帯を取られた。




取り返す気力もなく、じっと真奈美を見ていた。






「……はぁ?あいつでないんだけど。」




「よかった…」




「よかった?よくないでしょ!
もうこんな優花見てらんないんだから!あたしまで辛くなっちゃうんだからね?」




「ごめん…」






真奈美…そんな事思ってくれてたんだ。


ありがと…