気がつくと、昼過ぎで父親が帰って来た。 父親が買って来てくれたお弁当を食べて、昼からは明日のお通夜の準備にバタバタしていた。 何も考えずに目の前のことを必死にしていた。 気がつくともうお通夜もお葬式も全て終わっていた。 あっけなかった。 これが人とのお別れなのかと疑うくらいに…… 「遥希、ちょっといいか?」 全てが終わった夜、父親に呼び出された。 ダイニングのイスに向き合って座った。 「これからのことについてだ。」 何となく今日あたりに話すんだろうなとは予想していた。