僕は余りにも  君を愛しすぎた

「リリィ、あなたの彼、とっても素敵な男じゃない?」

「ありがとう、サラ。」

「章ほどじゃないけど。」

「やだ、おのろけね。」

「章はメチャメチャいい男なのよ。私、絶対離さないわ。」

「サラに愛されて観月さんは幸せね?」

「私もそう思うわ。リリィ、あなたと雅樹はいつから恋人同士なの?」

「こっちに来る前からよ。」

「章は日本に恋人がいるのかしら?リリィ、知らない?」

「観月さんはもう何年も前からこっちにいるのよ。日本に恋人がいるわけないじゃない。」

「そうよね、私ったらいらない心配しちゃって、バカね。」

サラがそこまで観月さんに夢中とは意外だと私は思った。

「さぁ、今日の午後はプレゼンが1本入っているわ。」

「ええ、サラが行くの?」

「リリィ、やりたい?」

「サラの方が上手だもの。」

「任せて、リリィ。必ず契約を取ってくるわ。」

サラはビジネスのパートナーとして最高だった。

初回のプレゼンで100%契約が成立する凄腕だった。

つまり営業上手なのだ。

頼もしい限りだわ。