残された時間、どうせ使い道など無いのなら、せめてこの少女だけでも生かしたいと思った。
僕は鞄を彼女の足元に投げた。
「君、名前は?」
「入野……香奈枝です」
「入野さん。その鞄の中身、武器は君が使うんだ。そして、他のものは……いや、まあいい」
「……でも!」
「頼むから、それを持って行ってくれ。僕にはもう時間が無いんだ!」
強い口調でまくし立てると、彼女は決心したように、鞄を拾い上げた。
僕は鞄を彼女の足元に投げた。
「君、名前は?」
「入野……香奈枝です」
「入野さん。その鞄の中身、武器は君が使うんだ。そして、他のものは……いや、まあいい」
「……でも!」
「頼むから、それを持って行ってくれ。僕にはもう時間が無いんだ!」
強い口調でまくし立てると、彼女は決心したように、鞄を拾い上げた。
