「この問題ー!わかる人ー。」
簡単だ。わかるけど、手をあげて目立ちたくない。
「はい!」

「おー。鎌田。答えは?」
「えっとー。
Xイコール3、Yイコール5です!」
自信満々な答えはあっていて。

鎌田くんの得意げな笑顔に

驚いた私。